中小企業向けサーバーおすすめ構成|利用人数別に最適なHPEサーバーを解説
「そろそろ社内サーバーを導入したいけど、どれを選べばいいかわからない」
「ファイル共有用のNASが限界になってきた」
「社員数が増えてきて、今の環境では不安」
そんな悩みを抱えている企業担当者の方も多いのではないでしょうか。
実はサーバー選びで最も重要なのは、最新スペックを選ぶことではありません。自社の利用人数や用途に合った構成を選ぶことです。 今回は中小企業向けサーバーの選び方を、 利用人数別にわかりやすくご紹介します。
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なぜ中小企業にもサーバーが必要なの?
以前は次のような運用をしている企業も多くありました。
- 各PCにデータ保存
- USBで共有
- NASのみで運用
しかし現在では、次のようなシステムを利用する企業が増えています。
- 社内ファイル共有
- 販売管理システム
- 会計ソフト
- Active Directory
- バックアップ管理
社員数が増えるほど、 次のような問題が発生しやすくなります。
- 誰がどのデータを持っているかわからない
- バックアップができていない
そのため、中小企業でもサーバー導入を検討する企業が増えています。
サーバー選びでまず確認したい3つのポイント
サーバー選定では 利用人数・用途・将来の拡張性の 3つが重要です。
利用人数
最も重要なのが社員数です。
例えば次のような企業規模では、必要な性能が大きく異なります。
- 10人の会社
- 50人の会社
- 100人以上の会社
主な用途
サーバーの用途も重要です。
例えば次のような用途では、求められるスペックが変わります。
- ファイル共有
- 会計システム
- 人事システム
- Active Directory
- 仮想化環境
将来の拡張性
現在20名の企業でも、 3年後には50名規模になる可能性があります。 そのため、将来を見据えて選ぶことが大切です。
NASとサーバーはどう違う?
結論として従業員数が20名を超え、 業務システムや認証管理が必要になる場合はサーバーの方が適しているケースが増えます。
| 項目 | NAS | サーバー |
|---|---|---|
| ファイル共有 | 〇 | 〇 |
| 業務システム運用 | △ | 〇 |
| Active Directory | △ | 〇 |
| 拡張性 | △ | ◎ |
| 将来性 | △ | ◎ |
おすすめサーバー構成
ここからは利用人数別におすすめ構成をご紹介します。
| 利用人数 | 推奨モデル | 主な用途 |
|---|---|---|
| ~15名 | MicroServer | ファイル共有・AD |
| 15~50名 | ML30 / ML110 | 会計・販売管理 |
| 50~150名 | ML350 | DB・仮想化 |
| 100名以上 | DL380 / DL385 | 基幹システム |
15名以下の企業
こんな企業におすすめ
- 小規模オフィス
- 店舗
- 支店
- SOHO
主な用途
- ファイル共有
- バックアップ
- Active Directory
おすすめモデル
コンパクトサイズで設置場所を選ばず、 小規模環境に最適です。 HPE Smart Choiceでも小規模オフィス向けモデルとして ラインアップされています。
ポイント
- 卓上設置可能
- 省スペース
- 初めてのサーバー導入にもおすすめ
15~50名規模の企業
こんな企業におすすめ
- 一般的な中小企業
- 地方拠点
- 営業所
主な用途
- ファイルサーバー
- 会計システム
- 販売管理
おすすめモデル
タワー型サーバーなので専用ラックが不要です。オフィス内に設置しやすく、拡張性も十分確保できます。
ポイント
- 専用サーバールーム不要
- 中小企業で人気
- 将来の増設にも対応
50~150名規模の企業
こんな企業におすすめ
- 製造業
- 建設業
- 複数拠点運営企業
主な用途
- データベース
- 仮想化基盤
- CADデータ管理
おすすめモデル
高い処理性能と拡張性が特徴です。成長を見据えた企業におすすめの一台です。
ポイント
- 仮想化にも対応
- ストレージ拡張が容易
- 将来的な増強に強い
ラック環境がある企業
すでにサーバーラックを導入している企業ならラック型サーバーも選択肢です。
おすすめモデル
ラック内のスペースを有効活用できるため、サーバーの集約や仮想化との相性も良好です。
100名以上の企業
おすすめモデル
大容量メモリやストレージに対応し、仮想化基盤や基幹システム向けとして多くの企業で採用されています。
タワー型とラック型、どちらを選ぶべき?
よくいただく質問です。
タワー型がおすすめ
- 初めて導入する
- 専用ラックがない
- オフィス設置したい
ラック型がおすすめ
- 仮想化したい
- 複数台運用する
- サーバールームがある
迷った場合は、まずタワー型から検討すると失敗しにくいでしょう。
構成選定に迷ったら「HPE Smart Choice」もおすすめ
| 項目 | HPE Smart Choice | 通常BTO |
|---|---|---|
| 構成選定 | 不要 | 必要 |
| 見積取得 | 不要 | 必要 |
| 導入スピード | 短納期 | 構成次第 |
| 動作検証 | 事前検証済み | 個別対応 |
「どのCPUを選べばいいかわからない」 「構成選定に時間をかけられない」 といった課題を持つ企業におすすめなのが HPE Smart Choiceです。
サーバー導入で意外と時間がかかるのが、次のような構成検討です。
- CPU選定
- メモリ選定
- ストレージ選定
- 見積もり取得
HPE Smart Choiceは、 中堅・中小企業向けの人気構成を 事前にパッケージ化したプログラムです。 事前構成・検証済みのため、 選定の手間を大幅に削減できます。
特に次のような企業にはおすすめです。
- 急ぎで導入したい
- サーバー選定に詳しくない
- 情シス担当者が少ない
こんな方はSmart Choiceがおすすめです
- EOSLに伴い急ぎでサーバーを更改したい
- 見積もりを何度も取りたくない
- 構成選定に時間をかけたくない
- 情シス担当者が少ない
まとめ
中小企業向けサーバーは、「高性能なものを選べば安心」というわけではありません。
利用人数・利用目的・将来の拡張性の 3つを整理することが重要です。
目安となる構成は次のとおりです。
- ~15名 → MicroServer
- 15~50名 → ML30 / ML110
- 50~150名 → ML350
- ラック環境 → DLシリーズ
- 100名以上 → DL380 / DL385
サーバー選定に迷った場合は、HPE Smart Choiceのような事前構成済みモデルを活用することで、 導入までの時間を短縮できます。
よくある質問
NASとサーバーの違いは?
NASはデータ保存・共有に特化した機器、サーバーは業務システムも動かせる高機能なコンピューターです。
ファイル共有やバックアップが目的ならNASで十分なケースもあります。一方、基幹システムやデータベース、仮想化環境の運用を行う場合はサーバーが適しています。
小規模企業なら何人からサーバーが必要?
目安は10~20名程度ですが、利用するシステムによって異なります。
社員数が少なくても、社内システムやファイル共有、リモートアクセス環境が必要ならサーバー導入を検討する価値があります。人数よりも業務内容やデータ量が判断基準になります。
タワー型とラック型どちらがおすすめ?
初めての導入ならタワー型、複数台運用や拡張性重視ならラック型がおすすめです。
タワー型は設置が簡単で導入コストを抑えやすく、中小企業に人気があります。将来的にサーバーを増やす予定がある場合はラック型を選ぶと管理しやすくなります。
仮想化するならどのモデル?
仮想化用途ならメモリ搭載量と拡張性に優れたモデルがおすすめです。
小規模な仮想化環境なら「HPE ProLiant ML350 Gen11」、本格的な仮想化基盤なら「HPE ProLiant DL380 Gen11」などが代表的な選択肢です。利用する仮想マシン数に応じて構成を選びましょう。
HPE Smart Choiceは通常モデルと何が違う?
人気の構成をあらかじめパッケージ化した、短納期・コスト重視のモデルです。
通常モデルは細かなカスタマイズが可能ですが、Smart Choiceは構成を絞ることで価格メリットと導入スピードを実現しています。標準的な用途ならSmart Choiceがおすすめです。