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突然ですが、
データのバックアップ、十分に行っていますか?


昨今、電子帳簿保存法や個人情報保護法の改正に伴い、バックアップを気にされている方が多くなっていると感じております。
また、近年は災害も多発してるため、バックアップは特に重要な課題となっているのではないでしょうか。
今回は、社内データのバックアップを特に行っていない方や、サーバーに標準搭載されている無償のバックアップソフトのみのご利用の方、また、今後のバックアップソフト導入を検討中の方に少しでもお力添えできるよう、バックアップについて紹介いたします。


目次

  1. 1. そもそも『バックアップ』とは
  2. 2. バックアップ方法について
  3. 3. バックアップ形式について
  4. 4. バックアップの種類 について
  5. 5. バックアップのための記憶媒体

1. そもそも『バックアップ』とは

バックアップとはそもそも何を指すのでしょうか。

バックアップ【backup】 バックアップ コンピューターのデータやプログラムなどを、破損・盗難・紛失などの不測の事態に備えて、その複製を別のハードディスクなどに保存すること。複製したデータやプログラム自体を指すこともある。◇「バックアップコピー」ともいう。
出典:コトバンク / IT用語がわかる辞典

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上記より、PCでの資料作成時に共有フォルダ内のデータをローカルフォルダにコピーで保存し、誤って削除した際に復元できるようにするといった行為はバックアップとは十分に言えないということが分かります。
また、良く行ってしまう上記の保存方法は、格納してあるPCなどのHDD/SSDが故障してしまった場合、データは消失する可能性がございます。
つまり、同機器内でコピーをして保存先を変更し、管理するだけでなく、外部の保存先メディアを別途用意することが大切です。

また、『データが消えてしまっても別に良い』と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、共有フォルダ内で自分が作成したわけではないファイルや、削除厳禁の大切な資料が入っているフォルダを誤って削除してしまったら、どうでしょうか。
場合によっては、顧客データなどが格納されており、会社の信頼、存続に大きな影響を与える可能性もございます。

まとめると、バックアップが必要になる理由は大きく下記4点です。
  1. ❶誤操作などの人的ミスによるデータ損失
  2. ❷機器・HDD故障などによるデータ損失
  3. ❸システムのバグ・エラーなどに起因するデータ損失
  4. ❹ランサムウェアなどウイルス感染によるデータ損失
したがって、定期的なバックアップを行い、必要な時にすぐデータを復旧できるようにしておくことが重要です。

2. バックアップ方法について

バックアップ方法の前に、データ復旧の目標値の考え方、RPORTOについてご紹介いたします。

RPO(Recovery Point Objective):
障害発生時に、過去のどの時点までのデータを復旧させるかの目標値のこと。
更新頻度の少ないシステムは、24時間前までのデータで復旧できれば支障がないが、24時間365日連続的に更新しているシステムは、停止直前までのデータ(RPO=0秒)が求められます。
各システムによってRPOのレベルは異なるが、RPOが短くなればなるほどバックアップの頻度が上がるため、コストは高くなります、

RTO(Recovery Time Objective):
障害発生時に、どのくらいの時間で、いつまでに復旧させるかを定めた目標値のこと。
システム停止やサービス中断が許される時間とも言えます。
RPOと同様、RTOが短くなればなるほどコストは高くなります。

RPO、RTOの2点に関して、利益も併せて最小限のリスクで実現するためにバックアップの方法を設定していきます。

バックアップの方法は、データをバックアップするために業務やシステムを停止することができる時間帯であるバックアップウインドウを配慮して決定する必要があります。
バックアップの実施時間は、ネットワーク上に多くのデータが流れます。そのため、業務時間中に設定してしまうと、機器動作やネットワークが重くなり、普段の業務に支障が生じてしまうことがあります。
そして、バックアップウインドウと併せて、オフラインバックアップオンラインバックアップの2つの考え方が重要になります。

オフラインバックアップ:
システムを停止した状態で行うバックアップ手法のこと。
バックアップのために停止したシステムからデータが格納されたファイルなどをそのまま読みだしてバックアップします。データが破損した際に、バックアップデータをそのまま丸ごと復元することで、バックアップ取得時点の状態に完全に戻すことができます。
※適しているもの:更新頻度が低く、バックアップ頻度も少ないシステムデータ
(例:OS、アプリケーション など)

オンラインバックアップ:
サーバー、業務システム、アプリケーションなどを稼働状態のままバックアップを行うこと。
一般的に、オンラインバックアップは、、SQL ServerやExchange Serverといった各業務アプリケーションに向けて専用の「エージェント」が用意されており、実際にバックアップデータはアプリケーションが作成する。
そして、バックアップソフトウェアはバックアップ先にバックアップデータを橋渡しする役割を担っています。
※適しているもの:更新頻度が高く、バックアップ頻度の高いデータ
(例:企業の情報システム、24時間365日連続的にサービスを行っている通販サイト など)

3. バックアップ形式について


バックアップの種類、バックアップ先の媒体の選択をする前に、バックアップ形式について考える必要があります。
バックアップ形式は大きく2種類ございます。
①ファイル単位のバックアップ:
ファイルを単純にコピーするバックアップのこと。ファイルのサイズ、形式を問わず、バックアップを取りたいデータをバックアップ先の媒体にコピーして保存します。
利用中のファイルはスキップされてしまうため、実際に利用する際に重要なファイルのバックアップが取れていないということもあります。
そこで、バックアップが正常に終了したかどうかを定期的にログのファイルを参照して確認する必要が生じるバックアップ方法です。
  〖メリット〗
  ☐ファイル/フォルダ単位でバックアップ、リカバリ(復旧)可能
  ☐異なるスペック・OS の機器への復元も可能
  ☐WAN(Wide Area Network)を利用して遠隔地にもバックアップ可能

  〖デメリット〗
  ☐環境をそのまま丸ごと復旧はできない
  ☐リストア後はアプリ、OSの設定を1からやり直す必要がある

  〖効果的な対象〗
  ☐ファイルサーバーなど、特定のファイル単位での復元が必要なサーバー

②イメージ単位のバックアップ:
保存したいHDDなどのディスク(記憶媒体)をそのまま丸ごとバックアップをとること。システム復旧や環境の複製によく使用される手段であり、巨大なイメージファイルが生成されることも多い方法です。
しかし、別のサーバーにデータを戻した場合は、OSのIDの重複やドライバー不足に陥ることもあるため、基本的には同スペックのサーバーに戻すことが推奨されています。
※バックアップ対象のディスク内のファイル、フォルダの階層構造を保ったままイメージファイルにまとめているため、イメージバックアップと言います。
  〖メリット〗
  ☐設定やアプリのインストール・設定が不要
  ☐バックアップ対象を選ぶ手間がない

  〖デメリット〗
  ☐基本的に復元の際には、バックアップしていた機器と同スペックのものが必要
  ☐1つの大きなバックアップイメージファイルとなるためWAN経由での遠隔地保管は不向き

  〖効果的な対象〗
  ☐再設定が面倒なアプリケーション、OSを使用しているサーバー・PC

※最近では仮想化環境のバックアップも増えています。仮想化環境は、1つのサーバーで複数台の仮想マシンを動かすためにハイパーバイザーを使用しています。
このハイパーバイザーが同じであれば、物理環境とは異なり、別のサーバーへ移行しても以前の環境でバックアップデータをそのまま使用することができます。

4. バックアップの種類について

バックアップの方法は主に4種類ございます。

フルバックアップ:
形式を問わず、丸ごと全てのバックアップをとること。
フルバックアップは、復元すると完全に元の状態と同じになります。
分かりやすい方法ですが、バックアップ毎に全てのデータをコピーするため、バックアップに非常に時間がかかります。

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差分バックアップ:
前回のフルバックアップの時点から更新されたデータを取得すること。
前回のフルバックアップと、差分でバックアップを取った分を合わせたデータが完全に元の状態と同じになります。
③の増分バックアップと比較するとバックアップデータは大きくなりますが、リストアの際の手間は比較的楽になります。

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増分バックアップ:
前回からの変更点の積み重ねでバックアップを取得すること。
フルバックアップをベースとして、バックアップ毎に増分が増えていきます。そのため、増分バックアップは1回分の転送量が少なくスピードは速い傾向があります。
しかし、復旧の際は、フルバックアップをリストアしたのちに、各バックアップ毎の増分データを重ねてリストアしていくため、リストアに手間がかかります。
また、何らかのトラブルなどで途中のデータをバックアップできなかった際は、バックアップデータが途絶えた以降のデータは復元することができないというデメリットもあります。

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永久増分バックアップ:
あらかじめ設定したバックアップの世代数を超えた時点で、最も古い増分とフルバックアップを合わせ、フルバックアップの世代を更新します。
そのため、バックアップは増分データのみの転送となるため、増分バックアップと同等の速さでバックアップを行えます。
また、指定した世代数を超えると増分データとフルバックアップを合成し、フルバックアップの再生成を行って保存するため、復旧の際も最低限の手法で済みます。
★バックアップソフトでの実施も可能ですが、PGダイレクトの母体がエンタープライズパートナーとして取り扱っているSynologyのNAS製品は、無償アプリケーションで永久増分バックアップを実施できます。★ 詳しくはこちら≫Synology特集ページ

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5. バックアップのための記憶媒体


では、今までの紹介したバックアップの方法、形式、種類を踏まえ、バックアップのための記憶媒体を見ていきましょう。
バックアップデータの保存先は複数種類があり、用途や目的に応じて選ぶことが重要です。
バックアップ先として、まず大きく物理環境仮想化環境に分けることができます。
そのうえでバックアップ用途として代表的な3種と各媒体のメリット・デメリットをご紹介します。

テープ:
  〖メリット〗
  ☐USBやDVDに比べて、大容量&高速
  ☐故障率が低いため、災害対策として遠隔地での長期保管にも
  ☐オートテープローダーという機器を導入することで、テープカートリッジも自動で交換可能

  〖デメリット〗
  ☐データ量が大容量でない場合は、比較的費用がかかる
  ☐テープライブラリー、オートテープローダー使用時の設置場所を確保する必要があり、大きく場所を使用する
  ☐磁気ヘッドに付着するゴミの除去のため、定期的なクリーニングが必要

ハードディスク:
  〖メリット〗
  ☐データの書き込み速度が高速なため、迅速な復旧が可能
  ☐高度な重複排除機能を使用可能。データを圧縮して保存できる製品もある
  ☐大容量データのやり取りを行う企業向き。ストレージの統合的管理の実現が可能

  〖デメリット〗
  ☐メディアの交換は不可
  ☐テープと比較すると、容量単価が高額

クラウドバックアップ:
  〖メリット〗
  ☐初期投資が少なく、導入をスムーズに行える
  ☐運用の手間を省くことができ、技術者、IT管理者の少ない企業でも気軽な利用が可能
  ☐従量課金で料金が固定されないため、バックアップ対象データの増減に合わせてサービスの選択ができ、無駄がない

  〖デメリット〗
  ☐インターネット接続ができないオフライン環境下では利用不可
  ☐データの書き込み速度が遅いため、大容量のバックアップには不向き
  ☐オンプレミス環境より、インフラのカスタマイズが難しい
  ☐テープ・ストレージよりも、セキュリティリスク、データ損失の恐れがある

上記の「クラウドバックアップ」の『クラウド』はAWS(Amazon Web Services)などのパブリッククラウドを指しております。
当店でもパブリッククラウドを利用したアプライアンス製品もお取り扱いしておりますので、ぜひお問い合わせください。
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その他、バックアップ方法、機器のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
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℡03-3233-8007
📧ask@pg-direct.jp
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参照: "バックアップを最初に学ぶ人が見るサイト!". IT業界の新人さん必見!最初に学ぶ人が見るサイト, (参照 2022-04-27)