ハードディスクには寿命があることを再認識しましょう

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大事なデータを保管しているHDDですが、当たり前ですが消耗品であり寿命があります。

普段使っていると、ついついこの事を忘れてしまいがちです。

万が一のためにRAIDを構成していても定期チェックを行わなければ意味がありません。
一方のディスクが故障となり、もう一方のみで動いている間、放っておいて、両方ダメになるというケースのご相談も、実は何度か受けています。

RAIDを構成していても複数のディスクがお亡くなりになると、データを復旧させるには、専門業者にサルベージを依頼するしかありません。
しかし、データサルベージは、とてつもなく高額(それに見合う手間がかかっています)となり、且つ、すべてのデータを復旧できるわけでもなく、実質あきらめざるを得ません。

また、HDDの故障が、比較的同じ時期に起きるケースもありました。
考えてみれば、同じ環境で同じように同じメーカーの同じ型番のものを使っているんですから、納得するところもあります。

だから、ディスクは壊れる事を前提に考えるべきです。

ディスク故障について、一番安全なのは、定期的にバックアップを取っておく事です。

Windows Server であれば、設定は簡単です。

さらに、HDDの状態も定期的にチェックするのも効果があるでしょう。

HDDは個体差があるため、直ぐにお亡くなりになるものもあれば、数年持ってしまうものもあるので、一概に決めつけるわけにはいかないのですが、やはり一般的には1~2年程度使用したものであれば、潜在的に故障率が高くなっていくと考えた方が良いと思います。

以前(2007年)にGoogleが自社の運用する10万台以上の民生用ハードディスクドライブを使用した調査を行ったレポートが出ていました。
5th USENIX Conference on File and Storage Technologies   Paper1上は、使用時間を横軸にしたAFR(年間故障率)の推移を表したグラフです。
(グラフは下記レポートより引用)
2年でいきなり増えている事が判りますが、それでも3か月以内、6か月以内での故障も決して少なくはないという結果です。

これは2007年のものなので、それから製品品質の内容も使用頻度も変化があって当たり前ですが、レポートの中で、S.M.A.R.T値のいくつかのポイントには故障との関連性も見られるとの指摘もありました。

現在このレポートはGoogleからは見る事ができませんが、USENIXで公開されています。
Failure Trends in a Large Disk Drive Population

例として「CrystalDiskInfo」での解析画面で示します。
(クリックして拡大)
crystalb

このレポートで、指摘されている数値は、上図で赤線で囲んだ数値で、

  • リードエラーレート
  • 代替処理済みのセクタ数
  • 代替処理保留中のセクタ数
  • 回復不可能セクタ数

です。

それでもHDDは、いつお亡くなりになるか予測がつかないと述べています。

実は、かつて当社で取り扱っていたNAS/DAS製品でも、お客様からの故障としての相談の殆どが、ディスクの寿命やエラーによるものでした。

大切なデータを失ってしまう事の無いように、HDDの状況には注意をして、バックアップも施すことをおすすめします。

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