外出先からVPN設定無しでSynology本体にアクセス出来、
さまざまなシーンで活用されている【Quick Connect】の設定方法について、ご案内
させていただきます。
ここ数か月でのテレワークの急速な普及により、外部からのデータへのアクセス需要が
高まり、今回のQuick Connect機能は皆様のお役に立つものとなっております。
Synology Quick Connect 設定
こちらの手順では、Synologyをネットワークに接続し外部からSynologyにアクセス
出来る「QuickConnect」設定についてご説明させていただきます。
今回は2TBのハードディスクを2本組み込んだSynologyDS716+を例に、設定方法を
ご案内します。
1.まずはSynology を ネットワークに接続します。
LAN1ポートにLANケーブル接続
電源コネクター接続
2.ソフトをメーカサイトからダウンロード(Synology Assistant)
https://www.synology.com/ja-jp/support/download
検査環境のPCはWindows PCなので「Windows.exe」をダウンロードします。
ダウンロード完了しましたら、ダウンロードファイルをダブルクリックし、インストールを開始します。
初めに言語を選択する画面が表示されます。こちらでは「日本語」を選択します。
次の画面では契約書を確認し「同意する」にチェックを入れ、インストール画面に進みます。
インストール完了しましたら「Synology Assistant」検索画面が表示されます。
こちらの画面で「検査」をクリックすると同じネットワーク内に繋がっている
Synologyを表示されます。
Synology Assistantで表示されたSynologyをダブルクリックしたら、以下の様に
ブラウザが立ち上がります。
3.QuickConnect設定
メイン画面から「コントロールパネル」をクリックし、QuickConnectをダブルクリックします。
次の画面で「QuickConnectを有効にする」にチェックを入れます。
「Synologyアカウントにログインまたは登録」をクリックします。
次に「ログイン」画面が表示されますが「アカウントを作成」クリックし
新規作成画面に移動します。
次のアカウント作成画面では名前、ユーザーのタイプ、連絡先電子メールアドレス、
パスワードを入力し「次へ」クリックします。
次の画面でSynologyサービス情報についての画面が表示されますので確認しながら
「次へ」進みます。
登録完了しましたら「電子メールをお送りしました」と表示されます。
アカウントに登録したメールアドレスにて確認してください。
Synology社から「リンクにアクセスしアカウントアクティベートしてください」と
メールが届いていたら、リンクをクリックしアカウントをアクティベートします。
次はSynologyメイン画面から「コントロールパネル→QuickConnect」をクリックします。
以下の画像の様にSynologyアカウントが表示されます。
QuickConnect IDを入力します。(覚えやすいIDを入力しまsづ)
サービス利用規約にチェックを入れます。
「適用」ボタンをクリックします。
「適用」ボタンをクリックするとインターネットでどこからでもSynologyに
アクセス出来るURLが表示されます。
DSMと書かれている場所に表示されているURLにアクセスすることで、外出先から
であっても、社内にあるSynologyにVPNを張らなくてもアクセス出来ます。
ファイルの参照にはFile Stationを使用してアクセスします。
Files StationはWindowsのエクスプローラと同じように階層を辿ってファイルを
参照出来ます。
必要なファイルをダブルクリックすることで、必要なファイルはブラウザを経由して
ダウンロード出来ます。
ファイルをアップロードする場合には、PC上からドラッグドロップすることで、
ブラウザを経由してアップロード出来ます。
スマートフォンなどのモバイル端末からアクセスする場合には、DS Fileという
アプリがSynology社から無償で公開されておりますので、そちらをインストールして
利用すると便利です。