既存ファイルサーバ、NASからSynologyへのデータ移行テクニック
~スタンドアロンの既存ファイルサーバ、NASから、Synologyへデータマイグレーション~
①新規に導入するSynologyに共有フォルダを作成します。
②File Stationを開きます。
③『ツール』→『リモートフォルダをマウント』→『CIFS 共有フォルダ』を開きます。
④移行対象のデータが格納されているファイルサーバ、NASの共有フォルダ名、アカウント、パスワード、Synologyのマウント先を設定します。
⑤マウントをクリックします。
⑥リモートフォルダとしてマウントされます。
⑦既存フォルダの移行対象データを選択します。キーボードのCtrl + Aで全て選択することが出来ます。
⑧移行対象データを右クリックし、コピーを選択します。
⑨移行先のSynologyの共有フォルダ内の何も無いところで右クリックし、貼り付け – 上書きを選択します。
⑩データがコピーされます。
⑪進捗状況が消えると、コピー完了です。
⑫マウントしたリモートフォルダをアンマウントします。ツールからマウントリストを選択します。
⑬リモートフォルダを選択し、アンマウントをクリックします。
⑭リモートフォルダがアンマウントされます。
⑮これでデータの移行が完了です。
⑯必要に応じて権限を設定します。左側のツリー上でルートの共有フォルダを右クリックし、プロパティを開きます。
⑰権限タブから、編集対象の権限を選択し、編集をクリックします。
ルートフォルダ配下のフォルダ、ファイルに適切な権限が継承されていない場合には、上記チェックボックスの「このフォルダ」のみにチェックを入れた状態でOKをクリックし、再び編集から全ての継続にチェックを入れてOKをクリックすることで、権限の再継承を行うことが可能です。
以前ブログに掲載したQuick Connectと組み合わせると・・・
自宅に居ながらにして、休日に会社のファイルサーバの移行を実行出来てしまいます。
非常に便利な組み合わせですので、是非ご活用下さい。