お世話になっております。PG-Direct技術の渡邊です。
Arcserveで、簡単にScaleにいままで、使っていたOSはするっと、移って
動いたのですが、デバイスの変更特に、HDD、NIC追加は注意が必要です。
VirtIO(REDHAT系KVM)のドライバが導入されていないので、導入する必要があります。
NICの追加
設定ボタンを押すと、”HDDの追加のマーク”、”NICの追加のマーク”が出てきます。
NIC追加を押します。
ADD NICのウインドウが出ます。
VLANなど、気にしなくて、良いので(うそ)、そのまま”Create”を押します。
MACAdressは、空欄だと、新規に生成します。
ほしい分だけ、繰り返します。
HDDの追加
HDDの追加ボタンを押します。
Add Drive
サイズを入力して、”Create”を押すだけです。
ほしい分だけ、繰り返します。(まとめて作る機能はありません。)
VMwareだと、シックだの、プロビジョニンングだのと、色々ありますが、
Scaleは、これしかありません。
TypeのIDEという、あまり選択したくないものがあります。これは、Windows server 2003など古いOSの場合には、選んであげる必要があります。
DISKとNICのドライバを組み込むためにScaleのDVD(ドライバー集のDISK。ISOファイル)をマウントしておきます。
DVDのマークの(empty)の横の”Insert”を押します。
Scale-virtio-win-0.XXXXXXXXX.iso というドライバDISKを選択します。
”Insert”を押します。
これで、準備は、OKです。
起動します。
追加したデバイスは、”ほかのデバイス”で、OSが認識していません。
デバイスドライバーを更新します。
ディスクを参照します。
CDドライブ>drivers>net>2k12>amd64
を指定してOK。
インストールします。
これで、ドライバの組み込み完了です。
コントロールパネルのネットワークで、NICが認識しているので、IPアドレスなど、設定できる状態になりました。
NICを複数追加した場合は、一度、ドライバ読ませているので、”更新で自動で探す”をすれば、
さくさく、追加できます。
次に不明デバイスのSCSIコントローラです。
NICと同じ要領で、以下のScale Toolsのドライバを読ませます。
CDドライブ>drivers>stor>2k12>amd64
これで、DISKが見えるようになります。
DISKの管理を開くと、追加したDISKが利用できるようになっているので、
初期化>パーティションの作成>フォーマットの順番で、Windowsのいつもの操作で
オンラインにします。
これで、P2VやV2Vの仮想化や引越しの後に拡張ができるようになります。
VirtIOのドライバの組み込みができれば、後はどんな拡張も出来ます。
にしても、簡単ですね。普通のデバイスを追加した際の方法と全く同じです。
Scaleになっても、あわてる必要ありません。
渡邊