データコアソフトウェアをご利用のお客様へ
お待たせしました。12/6にPSP7 最新バージョンのSANsymphony™ 10.0 が
リリースされました。
10.0をお使いのお客様は、Downloadしてもらい、Updateウィザードで、簡単にアップデートできます。Multipathの設定しっかりしてらっしゃると思いますので、基本ウィザードに従えば、ServerGroupの対象のDatacoreサーバが、アップデートされます。
PSP7の機能で、一番の売りなのは、”n面ミラー”です。うちの会社では、3面ミラーと呼んでます。
いままでのDatacoreは、たった、2台のDatacoreサーバがミラーで最高のパフォーマンス、IOPSが売りでした。
しかし、1番大きな問題は、HW障害などで、1台がディアクティブ状態の場合は、データの堅牢性を上げるためにキャッシュをオフにしてしまうという仕様がありました。(どの機械:ストレージもいっしょですが。。。)Datacoreの場合、そもそも通常運用中があまりにも高速なので、そのギャップがしばし問題になることがありました。
そこに今回のPSP7です。
実際に設定して、評価したのですが、すごいです。片系で動作する際のライトスルーのモードにならないです。
サーバを1台既存のグループに追加します。
3面目の追加は、すごく簡単で、vDSIKのミラー(追加は、メニューで、+Add Mirror )をぽちっとやれば、終わりです。
ServerGroupのSettingタブに”Automatic Self-healing Enabled”という設定項目が追加されました。
これは、1台が故障した際に自動で、残りの2台が、ミラーを組む際の待機時間を設定するだけで、設定はOKです。デフォルト値は、8分待機してしまうので、導入したDCIEの方に相談して
閾値(判断して切り替わる時間)を設定してください。
結局、サーバの追加以外では、5クリックくらいで、設定が終わってしまいました。
かなり、高パフォーマンスな設定や機器を使えば使うほど、障害発生時のギャップが大きいと思います。
ビジュアル
ぜひ、検証、ご検討してみてください。