NVMeとは?
世の中、どんどん速くなりますね。
ちょっと前までは、HDDが当たり前の世の中。
順次読み出しのベンチをとれば、2ケタ当たり前で、3ケタに突入すれば、かなり優秀という時代でした。5,400rpmなら、2ケタの中盤位でも仕方がないと諦めなくてはならない状態だったのですが、SSDが出た時には、3ケタ当たり前で、倍以上の速度が出て、驚いたものです。
だって、メーカー公表値で550MB/sとか、出ていましたから。
それまで気にもしなかった、SATAの転送上限の600MB/sという壁が、SSDの時代になると、突然目の前に現れました。
それでも、HDDの時代に比べれば、全然速いんですが…
NVMeは、この壁を取っ払う技術として登場しました。
グラボなどの拡張カードのデータ転送レイヤーとして存在していたPCI Express(PCIe)拡張としての規格で、Non-Volatile Memory Expressの略です。
で、どれだけ速くなったかというと、
サーバ用途では、ダントツの人気のintel SSDのNVMe対応モデル、P3520で見てみると、
2.0TBの、P3520 SSDPE2MX020T701 のメーカー公表値は…
- 順次読み出し(最大) 1,700 MB/s
- 順次書き込み(最大) 1,350 MB/s
ナント!!
4ケタのスピードをたたき出しています!
Intel SSD P3520 2.0TB PCI-E 3.0 SSDPE2MX020T701
PCI-E 3.0 x4
3D NAND G1 MLC
NVMe対応(対応サーバとOSが必須条件)
2.0TB
速い!!
今がテスト導入のチャンス?
しかも、容量も十分ですね。
嬉しいのは、価格が大分落ち着いてくれたこと。
これもひと昔に比べれば、ケタが違います。
だから、今ならテスト~一部本番移行へ向けて、動ける状態と言えます。
ただ、残念なのが、日本では実質入手できない事。
そこで、当店は頑張って、アメリカより仕入れております。
そのため、通常であれば、オーダーしてから、何か月待たされるかわからない製品ですが、何と即納を可能にしています。
なお、NVMe対応のSSDをご利用になるには、ハードがNVMe規格に対応している必要があります。
システムのパワーアップをご検討されている方は、ぜひ、チャレンジしてみませんか?