3月1日未明(日本時間)、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が全米各地でダウンし、大手ウェブサイトのSlack、Quoraを含む各種ウェブサービスが影響を受けたとの事です。
ダウンしたのは、Amazon S3で、これは多くのクラウドサービスやサイトを支えているサービスです。
S3は、「Simple Storage Service」の略で、大手のアプリやサービスも、ここにデータを格納している事が多く、そのため今回ダメージが多かった模様。
AWSの公式Twitterは、3/1の4時に障害を報告、結果としては発生から半日未満で復旧の報告が出され、事態は収束されました。
AWS S3は、高い信頼性で、多くのサービスに利用されており、公式ページによれば、
Amazon S3 は重要なデータを保存するための耐久性のあるインフラストラクチャを提供し、オブジェクトの 99.999999999% の耐久性を実現するように設計されています。データは冗長化されて複数の施設に保存され、各施設では複数のデバイスに保存されます。
との記載があります。
とすれば、今回は0.000000001%の事態が発生したことになります。
普及しているクラウドサービスなだけに、影響も大きかったという事ですね。