【TECHブログ】サーバのバックアップ運用について 【2】

お世話になっております。PG-Direct技術の渡邊です。

先日に引き続き、サーバのバックアップ運用についてご案内します。

Windowsサーバには、標準搭載のバックアップ機能が2通りあります。

1番目

“機能と役割の追加”から導入することができる、”Windows Server バックアップ”

単純にサーバのバックアップを他のストレージなどにバックアップをして、何かあったら

そこから、復旧するというような簡単な利用であれば、十分使える機能です。

しかし、Windows Server バックアップは、無料で使えるだけに制限がいくつかあります

① バックアップの成功、失敗を通知する機能がない。

② NASなど外部のストレージにバックアップをする場合は、1世代しかバックアップできない。

③ ローカルDISKへのバックアップの場合、世代数の指定、細かい世代キープ設定ができない。

しっかりした、運用を考えると使い物になるかは、微妙なラインです。(仮にWindowsサーババックアップが、優秀だったら、わざわざ、有償のバックアップ製品を買う必要がなくなってしまうので。。。)

私のお客様でもWindowsサーババックアップのみで運用しているお客様がいらっしゃいまして、やってしまった事件がやはりありました。

ある日、ファイルをバックアップから戻したいと言っていて、昨日のバックアップから戻したのですが、”ファイル壊れた状態”をバックアップしていたんですね。

実際には、ファイルが壊れたのは、数日前だったので。。。結局、元に戻せず。

ということがありました。昨日に戻れば良いというのは、微妙なところです。

2番目のバックアップですが、これはWindows server 2003から搭載されているVolume Shadow Copy (通称:VSS)になります。

ドライブごとにスナップショットを取ります。

VSSを有効にすると、フォルダのプロパティに”以前のバージョン”

の中で世代管理が出てきて、好きな時点に戻すことができるようになります。

とても簡単で、かつリーズナブルなので、Windowsのファイルサーバであれば、

必ず利用してもらいたい機能になります。

ちなみに設定も非常に簡単で、サーバでボリューム(ドライブ)のプロパティで、

[シャドウコピー]タブを開いて設定をします。設定は、非常に簡単です。

ドライブごとに有効にして、スケジュール設定をします。

VSSの制限について、紹介します。

1) 世代数は、64世代まで

2) VSSの世代数の設定はできない。ディスクの利用量のみ設定可能。

3) スケジュールは、複数実行できるので、月次、週次、日次、のVSS取得も可能

でも、それぞれの世代数(キープ)を指定できない。

4) VSS取得時、失敗時の管理者への通知機能はありません。

VSSとWindowsサーババックアップを併用すれば、ある程度の障害には備えることが

可能です。

しかし、標準機能だけに物足りない。(管理者の工数が大きい)のも事実です。

やはり、バックアップについては特に失敗した際に”管理者に通知が来ないのは、痛いところだと思います。”

次回は、商用のライセンスArcsevを利用したバックアップのご案内になります。

やはり、バックアップにはある程度お金を掛けないといけないという内容になります。

以前は、バックアップソフトはとても高価だったのですが、現在はとても安いと思います。

【3】へ続く

おすすめ商品

WindwosServer2016Esseバンドル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加