【TECHブログ】Windows storage server 2016

お世話になっております、技術の渡邊です。寒いですね。インフルエンザもはやってますし、

皆さん、どうか、ご自愛ください。

寒いと手がカジカンでしまって、サーバを触っての作業がオックウになってしまい、ついつい仮想環境だけで、なんとかならないかなぁとばかり考えている今日この頃です。

年末予算消化の次期が来ました!!

Active Directory未導入のお客様、これを気にぜひ導入してください。構築の枠、まだあります。

しかし、

CALのバージョンアップの費用がパンチ力があって。。。。

というお客様向けに今日は、ちょっとStorage Server 2016についてお話したいと思います。

正直、すごく便利です。

特に目玉の機能で、

”Active Directory”が、無くてもクラスターできるんです。Storage Server ですから当然、CALもADも持っていない場合があってもなんら、不思議ではないです。

クラスターするなら、AD必須とか、2012R2までは、正直若干意味がわからない仕様でした。

他のサイトでもご紹介あるかと思いますが、WSFC(Windows server Failover Cluster)のレシピになります。Storageサーバで、堅牢なクラスタのファイルサーバを作ります。

今回は、こんな感じです。(お値段も出しちゃいます)

1)DNSサーバが、必要です。なんでも良いです。できれば、Windowsがよいです。。

2)Windows Storage Server 2016 standard x2 台

ここで、注意があります。Storage Server には、WorkgroupStandardの2種類のエディションが存在します。WorkGroupエディションでは、クラスタは組めません。

3)共有DISK いわゆる、DAS接続できるものです。

iscsi / SAS HBA / Fiber Channnelで接続できる、あれです。共有ディスクに実際にデータは入るので、高価なストレージほど、良いです。

しかし、今回は、Windowsのクラスタをどこまで、安く組めるか?をテーマにした超チープWSFCなので、ここも安いもので、行きます。SAS接続できるストレージやFCストレージは、とても高いですが、iSCSiが使えるストレージであれば、最近は、とても安い値段で購入できます。今回は、Synologyの2BAY DS917を使用します。

また、サーバは、仮想で立てました。実際には、このくらいの機械が超格安路線でよろしいかと。

TX1310M1

お電話一本で、Storage Server のStandardにしてもらい、大体価格が12万円と

お手ごろ。これを2台用意します。

iSCSIデバイスは、これにしました。ディスクがついてて、7万円。

Synology DiskStation DS718+ Seagate Ironwolf 2TB HDD x1付 (Cel J3455/2GB/2ベイ)

安いですね。3台買っても30万円。

Synology2台でクラスタできるのでは。。。。。。という、話は置いておき。

構築していきます。

サーバを箱から出すのが面倒なので、2台は、仮想で同じくらいのサーバを作りました。

Windows storage server 2016 standard は、ご購入いただくと、OSが入っているので、

起動したら、以下の設定をします。

1)ホスト名

2)IPアドレス(物理的なホストのIPアドレス)

3)DNSの設定。(DNSサーバのアドレスを入れます。)

※インターネットのDNSは、うまくいかないです。社内のネットワーク上のDNSサーバをご利用ください。

4)Synologyですが、iSCSIの設定をします。

iSCSIの設定は、こちらを参考にしてみてください。

https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/DSM/help/DSM/StorageManager/iscsilun

ここで、必ず、2つのiSCSILUNを作成してください。

参考ですが、

Quorum(クォーラム)用と

実際のデータが入るData用のLUNの二つを作成します。

Synoloigyをスイッチに接続して利用する前提で、ポートにマウントします。

SynologyのiSCSI(共有ディスク)の設定は、これで終わりです。正直、15分もあれば、初期化から設定までできます。

次にそれぞれのWindowsから、iSCSIのSynologyのVolumeを接続します。1台ずつ設定します。

[コントロールパネル]→[iscsi]を開きます。

ターゲットにsynologyのLUNに設定したターゲットのIPアドレスを指定して、接続すれば、OKです。

ディスクの管理にSynologyのDISKが見えるようになれば、OKです。

Quorum用とデータ用の2つが追加できます。以下の作業をして、NTFSフォーマットします。

オフライン→オンライン

ディスクの初期化 → MBR、GPTどちらでもOKです。

ディスクのフォーマット

ドライブレターの割り当て、

私は、個人的にクォーラムは、Qドライブ、Dataは、Nドライブとか、Iドライブとかに設定します。(好みですが、クォーラムは、Qに強くしたいです。)笑

1台目のサーバの作業が終わったら、一旦ディスクの管理から、ドライブをオフラインにしてやります。そして、2台目のサーバでも同様にiSCSI接続してみます。

その際に、オンラインにするだけで、DISKの初期化、DISKのフォーマット済みで表示されます。

ここで、重要なポイント!!

2台目では、DISKがDドライブと、Eドライブなどドライブレターが自動で割り当たります。

必ず、1台目で設定したドライブレターと同じドライブレターに変更してください。

5)Windows Storage Server 2016のクラスタ設定に移ります。1)-3)の設定は2台とも終わっているものとして、それぞれに役割を追加します。

サーバマネージャーを開きます。

[管理(M)]→[役割と機能の追加]のメニューを選択して、ウィザードから機能を追加します。

役割は、選択なしで、[次へ]で、進みます。

機能の選択画面で、”フェールオーバークラスタリング”を選択します。[次へ]をクリックします。

後は、適当に進んで、行けば、クラスタの準備完了です。

6)DNSサーバにクラスタ用の仮想のホスト名、IPアドレスの追加をします。

ドメイン(ゾーン名):既存のドメイン名でOKです。

それぞれのサーバ1号機、2号機のAレコードとクラスタ用のサーバのレコードを追加しておきます。

NSLOOKUPで、ちゃんとIPアドレスが、ホスト名で引けるかどうか?チェックしましょう。

ここから、クラスタを組みますが、簡単です。ここまでの作業が、済んでいれば、何ごともなくワークグループのまま、クラスタが組めます。

6)クラスタの設定

スタート→管理ツール→フェールオーバークラスターマネージャーを開きます。

クラスターを構成

して、ウィザードに従って、進めるだけです。

クラスタ用のIPアドレス、ファイルサーバ用のサービスのアドレスを

DNSに登録することを忘れなければ、失敗することはないです。

クラスター組んだ後は、AD使っての方法でもWorkGroupでもまったく動作に

代わりがありません。

こんなに簡単にワークグループでもクラスタが組めるのは、非常に便利だと思います。

今度は、ローリングアップデートを試してみようかと思っているのですが、

期末なので、忙しくて。。。。春先にでもやってみようと思います。

おすすめ商品

WindwosServer2016Esseバンドル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加