クラウドやレンタルサーバの利用にはバックアップが重要

既に大きく報じられているニュースですが…

ヤフー子会社でレンタルサーバー事業を営むファーストサーバ(大阪市)のサービスにおいて、2012年6月20日にデータ消失を伴う大規模障害が発生した。同社は6月25日午前、ウェブサイトで「大規模障害の概要と原因について(中間報告)」と「大規模障害に関するFAQ」という文書を公開した。
障害が発生したのはファーストサーバのサービスのうち、「ビズ/ビズ2/エントリービズ/エンタープライズ3/EC-CUBEクラウドサーバ マネージドクラウド」を利用していた顧客の一部である。障害が発生した顧客のデータは、システム領域のサーバー設定情報やデータベースの情報なども含めたデータが消失した。ファーストサーバは専門業者にデータ復旧を依頼したものの、復旧不可能と判断したという。
ファーストサーバはデータ消失の責任を認めており、「サービス利用契約約款に基づいて、お客様にサービスの対価としてお支払いただいた総額を限度額として、損害賠償させていただきます」としている。一方で、顧客企業のホームページや通販サイトにアクセスできないことなどによる機会損失については、「損害賠償の対象とさせていただく予定はございません」としている。
データ消失障害のファーストサーバが中間報告、「データは復旧不可能」  :日本経済新聞.

3.11大震災での津波被害により、サーバ毎流されてデータが消失した例も踏まえて、安全な保管先としてクラウドがよりクローズアップされたわけですが、今回の事故により、思いもよらなかった弱点が露わになった形です。

FSさんは、信頼も厚く官公庁や大企業の利用も多い、大手のレンタルサーバー先駆け的な存在です。
サービス名として、「EC-CUBEクラウドサーバ」と「クラウド」という言葉も入っていますが、実質はASPサービスだと思います。

この件とクラウドを混同してしまうのは、厳密には問題ありと思いますが、他方現在の「クラウド」と銘打ったサービスの中には、実質、同じような内容のものも多いと思われます。

今回の被害にあったのは約5,700件の企業。

同社は25日、データが消失した顧客数が5698件に上り、データ復旧は不可能であることを明らかにした。国内では最大規模のトラブル。同社は被害を被った顧客に対し、顧客がこれまで支払った料金を上限に損害賠償に応じるとの方針も明らかにしたが、信頼してデータを預けた顧客の間では困惑が広がっている。データ消失:5698件の復旧不可能 ヤフー子会社- 毎日jp(毎日新聞)

WEBデータのみならず、顧客情報やメールを含めて無くなってしまったという事で、業務の継続が困難な企業もあるとか。

現在企業のシステム管理のテーマとしてBCP(事業継続計画)が大きく取り上げられていますが、正に晴天の霹靂と言えます。

そこで大事になってくるのが、ローカルでのバックアップ。
今回の件でも、小林製薬さんのように、バックアップから復旧を実施した企業もあります。
被害は被害として、最小限にとどめ、速やかな復旧を可能としました。

実は、お客様とお話しをしていると、「以前はローカルでのサーバ運用がメインでしたが、現在は全てクラウドに移行しようとしている」といったお話を伺う事もあり、特にASPなどクラウドに準じたサービスを謳っている企業様でも目立つようになりました。
今回の事件で、ユーザーの立場からも、サービスの安全性という観点から、ローカルバックアップの重要性が再度クローズアップされました。

未対応のシステム管理者の皆様はぜひ早急に準備をおすすめします。

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