サーバの選び方!サーバ選びのヒントとチェックポイント

サーバが必要だけど、どんなサーバを選べば良いのか、予算をどれ位で考えれば良いのかなど、お悩みの方もいらっしゃると思います。

特にスタートアップやSMBでは、クライアントPCベースでの作業から、生産性の向上は期待できるものの、費用感などが不鮮明で導入に至れないというお話も聞きます。

サーバ選びのポイントとヒントを書き出してみます。

サーバの用途

サーバと言っても、それに期待する用途は様々です。
用途に合った機種の選定が必要となります。

ファイルサーバー

ファイルサーバは、一番利用頻度の高いサーバですが、どれだけの容量が必要なのか?
接続するクライアントはどの位なのか等を考慮する必要があります。

想定されるニーズ

  • 各クライアント上にあるファイルやデータを、効率よく管理したい。
  • 各クライアントに分散しているファイルやデータを共有することで、情報の一元化や協業による生産性の向上を行いたい。
  • データを一元管理し、バックアップをすることで、安全性を高めたい。
  • クライアントのディスク容量に制限されず、使用できるストレージの容量を増やしたい。

考慮するポイント

  • 設置する場所は?(形状:タワー型・省スペース型・ラックマウント型)
  • 必要なディスク容量、ドライブの搭載数は?
  • 接続するクライアント数は?
  • OSの種類は?
  • バックアップなどの用途で外部ストレージ接続などの拡張性は?
  • 保証・延長保守は?

WEBサーバ

想定されるニーズ

  • 自社ウェブサイトを立ち上げ、情報発信したい。
  • イントラネットを構築し、社内全体で効率よく情報共有したい。
  • アクセス数の増加に備えて、システムを増強したい。

考慮するポイント

  • 設置する場所は?(形状:タワー型・省スペース型・ラックマウント型)
  • CPU/メモリーの容量は?
  • 将来のアクセス数増加に対応できるよう、拡張性は十分か?
  • OSの種類は?
  • 保証・延長保守は?

アプリケーションサーバ

想定されるニーズ

  • 会計ソフトなどを、複数でアクセスし、作業をしたい。
  • 経理部門での作業結果を、オンタイムで経営層が確認したい

考慮するポイント

  • 動作させるアプリケーションのHW要件
  • 動作させるアプリケーションのOS要件
  • 接続するクライアント数は?
  • CPU/メモリーの容量は?
  • 静音性は?
  • バックアップは?
  • 保証・延長保守は?

DB(データベース)サーバ

データベースサーバは、ディスクへの読み書き・サーチを頻繁に行うため、ハードの性能およびディスクの耐久性やI/O性能などを考慮する必要があり、HWにも高性能が求められます。

想定されるニーズ

  • 社内DBの運用・管理

考慮するポイント

  • 使用するDBアプリケーションのHW要件
  • 使用するDBアプリケーションのOS要件
  • CPUの性能
  • メモリの容量
  • ディスクの読み書きのスピード
  • 必要なディスク容量

仮想化向けサーバ

仮想化は、HWスペックを複数の仮想領域で利用することが前提なので、必然的に高性能なHWが適しています。

想定されるニーズ

  • 仮想化技術を用いて、複数台のサーバを統合することで、HWコスト・ランニングコストの節減をしたい。
  • 検証環境・開発環境など、新規でのサーバ立ち上げ作業を節減して手軽に行いたい。
  • 古いバージョンのOSを、最新ハードウェア上で稼動させたい。

考慮するポイント

  • CPUクロックコア数メモリ最大容量は?
  • ネットワーク帯域は?(スイッチなども含む)
  • OSの種類は?
  • 統合するサーバの台数は?
  • 接続するクライアント数は?
  • バックアップは?
  • 保証・延長保守は?

ハードウェア筐体の形状

サーバはクライアントPCと比較すると、大型のコンピュータになります。
そのため、クライアントPCと比較すれば、必然的に発熱量も多く機器を冷却するためのファンも強力となり、騒音やホコリの巻き上げなどの原因にもなります。
設置場所と用途によって、適した筐体が異なります。

タワー型

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単体で独立した形状で、少ない台数で、ラックの無いオフィスなどへの設置に適しています。
選定のポイントとしては、オフィスに設置してもうるさくない静穏性を完備したものがお勧めです。

省スペース型

タワー型の機能をコンパクトに設計し、省スペースにしたものです。
設置場所が限られるようなオフィスへの設置に適しています。
こちらも、静穏性を完備したものがお勧めです。

ラックマウント型

サーバルームや19inラックを完備している施設であれば、ラックマウント型がお勧めです。
ラックマウント型は、ラック内に積み上げて集積させることにより、より限られたスペースで多くのサーバを稼働させることが可能で、効率の良い運用ができます。
特にデータセンターなど、スペースにコストがかかる場合などは、ラックマウントタイプが必須となります。

CPU

現在サーバのCPUとしてはintel製が一般的です。
サーバに用いられる主なCPUの位置付けとしては、高い順から記載すると

  1. Xeon (ビジネス向けCPU)
  2. Core i3 (標準CPU)
  3. Pentium (低価格CPU)
  4. Celeron (廉価版CPU)

となります。

それぞれのCPUにはクロック数、コア数、ハイパースレッディング対応か等の種類があります。
特にコア数は、多スレッドでの処理を必要とするような仮想化利用の場合には多い方が望ましく、ハイパースレッディング対応のものが好まれます。

また、最近のCPUエンハンスでは、サーバ利用の場合には、機能的に大きな影響はありませんがCPUの世代もそれぞれ存在します。
一般的には世代が最新ほど、省電力効果が高くなる傾向があります。

HDD(ハードディスク)

ハードディスクは、サーバでもデータの読み書きを司る重要パーツですが、動作には物理的な接触が伴うため、耐久性や性能などで、違いが出てきます。

SASとSATAの違い

ハードディスクはSASとSATAがあります。
一般的には、SATAのHDDは、大容量でコストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。
そのためエントリーサーバやファイルサーバなどでの利用には適しています。
SASのHDDは、SATA HDDに比べ、耐久性も高く高回転で動作するため、読み書きの多いDBサーバ等には必須です。但し、コストは上がります。

メモリ

アプリケーションや仮想化などは、CPUおよびメモリの容量がパフォーマンスに影響します。
用途に応じて、必要な場合はなるべく多くのメモリー搭載をおすすめします。

サーバ用のメモリはクライアントPC用のメモリとは規格が異なりますので、それぞれの規格に合ったものが必要です。
ECC付ノンレジスタータイプとレジスター付が一般的です。

更に、最近ではベンダーによっては、純正のメモリ以外は利用できないケースもあります。

OS(オペレーティングシステム)

サーバのハードウェアは、クライアントPCとは異なり、原則OSが付いていません。
そのため、プリインストールモデルを除いては、そのままご利用になる事は出来ません。

ご購入いただいた時には、用途に適したOSを用意していただく必要があります。

Windows Server 2012 R2

マイクロソフトのサーバ用OSで、ビジネス向けサーバOSのスタンダードです。
2012になって、Hyper-Vも強化され、ファイルシステムも見直しとなり、非常に高機能になりました。
Windows Server 2012 R2には複数のエディションが存在します。
当店では、下記のエディションをご選択いただけます。

Windows Server 2012 R2 Standard

  • Windows Server 2012 R2の全ての機能をご利用いただけます。
  • 2つの仮想OSE(OS環境)が利用可能です。
  • 利用にあたっては、OS(CPUライセンス)の他に接続するクライアント分のCALが必要です。

Windows Server 2012 R2 Essentials

  • 接続クライアント数が、25ユーザー/50デバイス以内の環境に限定されます。
  • Standardより割安で、なおかつCAL不要で、コストメリットが高いですが、主に仮想回りでの機能制限があります。
  • 1つのOSEが利用可能です。

Windows Server 2012 R2 Foundation

  • 接続クライアント数が、15ユーザー以内の環境に限定されます。
  • Windows Server 2012 R2のミニマムエディションで、Essentialsと同じくCAL不要ですが、機能制限があります。
  • 仮想化の利用などは出来ませんが、逆に小さな環境下で、会計ソフトなどの利用に限定したアプリケーションサーバにはコストメリットがあります。(アプリの要件によって異なります)

WinSVR2012R2 Foundationモデル

Windows Storage Server 2012 R2

  • ストレージ(NAS)での用途に限定された、Windows Server 2012 R2です。
  • ストレージ以外での利用は出来ませんが、この用途のみでの利用の場合は、CAL不要でなおかつお求めやすいため、コストメリットが大きいです。(ADドメイン コントローラー不可)
  • 接続最大ユーザー数50クライアントまでのWork Groupエディションと、無制限のStandardエディションがあります。

Windows Server 2012 R2の各エディションによる機能の違いは、下記をご覧ください。
Windows Server 2012(R2) 各エディションの機能比較

延長保守

メーカー保証と延長保守の違い

メーカー保証はメーカーがサーバ筐体に付与する製品保証となります。
保証の範囲は通常製品型番の範囲(本体の場合は本体のみ)となります。
保証の期間はメーカー・機種によって異なりますが、通常は1年間が多いです。
保証の内容は、センドバック(製品をメーカーに送った後、検証後対応)とオンサイト(メーカー技術保守員が客先訪問の上対応)の2つに大別されます。
保証を受けるには、メーカーサポートへの問い合わせから始めます。

延長保守は、お求めいただき、メーカーに登録することで、保守サービスを受けられるサービスです。
通常の期間は1年・3年・5年などの種類があります。
保証の範囲は、メーカーに登録した本体・パーツになりますが、純正部品に限定されます。

保守付きをお勧めするケース

システム管理者不在で、万が一のHW故障の際に自力で対応が難しい場合は、保守付きをお勧めします。連絡して専門の保守員が対応しますので、業務のストップを最小限にとどめられます。

保守付きモデルのデメリット

保守の範囲はメーカー純正パーツに限定されますので、故障が発生しやすい接触パーツであるHDDなどでも、サードパーティ製を流用した場合には、範囲から外れます。
純正パーツは、サードパーティ製と比較して、定価ベースで価格が数倍するため、コストアップとなります。

サードパーティ製構成

メーカー製の筐体にサードパーティ製のパーツを組み合わせることで、大きな価格メリットを提供できる構成です。
当店では、メーカー様との協業により、本体を大量・低価格で在庫販売しておりますので、この構成を利用した場合、非常に割安でサーバ導入が可能です。

保証の範囲は本体はメーカーの製品保証で、パーツについては、当店の1年センドバック保証となります。

用途と予算に合わせた最適な構成を

各項目に記載した特性を考慮しながら、最適なシステム構成をお選びください。
当店の商品カゴに無い構成は、お問合せをいただければ、最短にてお見積り対応させていただきます。

お問い合わせ(入力ページ)

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